無資格・未経験の人が日本語教師として働くための方法を調査しました。

日本語教師って資格はいらないの?

現在のところ、日本語教師を名乗る上での明確な資格はない。
日本語学校での就職を目指す人が多い中、ネット等を活用することで、無資格でも日本語教師になる道は開けます。
大まかに分けると下記3つの方法が考えられそうです。
オンライン講座を持つ
例えばスカイプ通話でオンライン講座を開くことができるPreplyなどに登録すれば、誰でも日本語の授業を開くことができます。
時給は自分で設定可能。だいたい1000円〜2000円くらいで提供している人が多いみたいです。
ただし、Preplyの場合は
- 18〜33%の手数料が取られる
- 初回の授業の手数料は100%(つまり無給…)
なので、最初から大きく稼ぐことは難しいかもしれません。
ただ、1週間に550ドル(6万円くらい)程度稼いでいる人もいるようです。

手数料が結構取られちゃうんだね…

軌道にのせられたら、在宅ワークとしてなかなか良い働き方ができるかもしれんな。
ボランティアをやってみる
日本語学校の求人では、資格がなくても「日本語を教えた経験」を重視する場合も多いです。
そもそも、日本語教師を名乗るのに(現在のところ)資格は必要ありません。
面接の時に語ることができる経験があれば、採用される確率は高くなるはずです。
地域名+日本語+ボランティア などのワードで検索してみましょう。
あるいは、地域の広報誌に募集が出ていることもあります。
ボラ市民ウェブ
また、海外で数週間日本語教師としてボランティアをするプログラムもあるようです(費用はかかりますが…)↓
バンザイ・インターナショナル

まずはボランティアで日本語を教えてみることで、自分が向いているかどうかを確かめられるね。

初めの一歩としてオススメの方法じゃ。
個人指導の日本語教師を始める
最後は自分で集客し、日本語を教える方法。いわゆる、プライベートレッスン。
チラシなどを配ったり、地域の外国人のコミュニティフォーラムに投稿したりして認知を広めます。
MY先生ドットコムなどを使えば、サイト経由で日本語の個人指導をオファーすることもできます。
プライベートレッスンの場合、カフェなどの場所を使って日本語を教えるのが一般的なよう。
授業の進め方や時給も自分で設定できます。
スケジュール調整や料金システムの説明も自分でしなくてはならないので、英語能力もある程度必要になるでしょう。

怒涛の日本語と個人指導!

み●ず学苑のパクリはやめるのじゃ。
とはいえまずは資格取得が一番の近道
上記の通り、資格(日本語教育能力検定試験への合格)を持っていなくても日本語教師になる道はあります。
しかし、フリーランス的な働き方が中心となり、安定した収入には結びつきにくいかもしれません。
やはり日本語教師を目指すのであれば、資格取得が一番の近道であることに変わりはありません。
日本語教師は国家資格化が進められており、今後は資格の有無がより重要になっていくでしょう。
日本語教師として働く方法を探しつつ、NAFL日本語教師養成講座などの通信講座で合格を目指してみるのが良いと思います。


レッスンを開いても、答えられないことばかりだと困るもんね。

どちらにせよ勉強はやっておくに越したことはないな。
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