
日本語教育能力検定試験を受けるなら、一度は過去問をやっておかねばな。

でも、過去問ってどこで手に入るの?あとどんな風に使えばいいんだろう?
日本語教育能力検定試験の過去問の入手方法・活用方法を調査しました。
日本語教育能力検定試験の勉強で絶対に外せない過去問。入手方法から活用方法まで、過去問に関する疑問に答えます。
日本語教育能力検定試験の過去問はどこで見られる?公開されているPDFデータはある?
日本語教育能力検定試験の過去問は、基本的にインターネット上では公開されていません。
日本国際教育支援協会が発行している公式の過去問を書店やインターネット通販で入手することになります。
「ちょっと雰囲気だけでも見てみたい」という場合は、日本国際教育支援協会が過去問の例を無料にて公開しています↓(ほんのちょっとですが)
市販されている過去問は何年分?
現在市販されている過去問は平成29年〜26年度試験までの4年分。
毎年3月20日頃に新しい問題集が出るので、もうしばらくしたら平成30年度の過去問も発行されるはずです。
また、年代が古くなるにつれて年々在庫がなくなっていくので、26年度試験の過去問は早めに入手するのがおすすめです。
過去問はどこで買えるの?価格は?
全国の書店のほか、Amazonなどのインターネット通販で買うことができます。
(ただ、TOEIC等に比べてマイナーな試験なので、店頭には売っていないこともしばしば…)
価格は¥1,512(税込)、音声問題のCDが付属します。
Amazonマーケットプレイスでは25年度〜23年度の過去問もまだ売っているので、数をこなしたい場合は購入するのも良いと思います。
過去問の活用方法!いつ、何年分解くのがオススメ?
問題の傾向をつかむため、勉強を始めたら早い段階で一回分を解いてみる。
それから一通り出題範囲を学んだあとで何年分か解き、本番に備えることをおすすめします。
流れとしてはこのような感じ。
- 学習の最初の段階で1度解く(12〜6ヶ月前)
- 教材をベースに学習を進める(6ヶ月〜3ヶ月前)
- 本番前にリハーサルとして解く(3ヶ月前〜)
実際に出題された問題は、対策する上でもっとも信頼のおける情報。
試験本番までに、市販されている4年分は解いておくと万全です。
過去問だけで対策は難しい
日本語教育能力検定試験は過去問対策さえしていれば合格できる…という人もいますが、そういう人は、そもそもかなり能力が高いのだと思います。
なぜなら、公式の過去問には解説がついていないから…
これでは自分がなぜ間違えたのかがわからないので、理解まで時間がかかって効率が悪いです。
…そのため、最初の段階から過去問をどんどん解いていってしまうのはやめましょう。
市販の教材や通信講座などを使って、出題範囲の網羅的な知識を増やした上で過去問に取り組むのがおすすめです。
市販されている問題集のほか、少しお金に余裕がある方は受講者の二人に一人が合格するアルクの対策講座なども良いですよ。

過去問を上手に活用して合格を目指そう

過去問はリハーサルもできるし、出題傾向もわかるし、学習の強い味方じゃな。

上手に活用して、合格を目指したいね!
コメント